【スリランカNEWS 2025年12月号】
By NaotakaMatsuzawa / 1月 7, 2026 / コメントはまだありません / 教育
【2025年12月号】スリランカNEWS|経済・教育・観光・人材の“今”

あけましておめでとうございます。
センスフィアの松澤です。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も、スリランカ現地からの最新情報を丁寧にお届けしてまいります。
2026年最初のスリランカNEWSとして、2025年12月度の現地状況を「Lakyota International」への取材をもとにご報告いたします。
この通信では、スリランカ国内の経済動向・文化・教育・人材育成に関する“リアルな今”を、身近に感じていただけるようお伝えしていきます。
🇱🇰 スリランカ現地トピックス
■ 経済動向:多分野で成長を記録

2025年第3四半期(7〜9月)の統計では、主要部門の成長が確認されています。
- 農業:3.6%
- 製造業:8.1%
- サービス業:3.5%
中央銀行による金融安定化策が奏功し、とりわけ製造業・建設では輸入中間財の抑制が効いており回復に寄与しています。また、観光・IT関連は引き続き好調で、以下のような伸びを見せました。
- 宿泊・飲食業:9.3%成長
- IT・関連サービス:8.5%成長
- 金融分野(保険・年金など):18%成長
このように、民間活動の力が経済全体を支える構図が徐々に強まっています。

■ 貿易・輸出動向:堅調な伸び

2025年1月〜10月の累計輸出額は約144億米ドルとなり、前年同期比で6.0%増という好調な推移を示しました。
- アパレル(衣料品)
- 食品加工
- ITサービス
を中心に輸出が拡大しており、雇用創出や国内人材育成への波及効果も期待されています。
これは、単に数字の伸びというだけでなく、産業構造の転換と外貨獲得力の強化が同時に進行していることを示す兆候でもあります。
観光・文化ハイライト
12月のスリランカは、まさに旅行シーズンのピークです。
乾季の影響で西海岸・南海岸・中部高原は穏やかな気候が続き、ビーチ沿いの観光が快適に楽しめます。代表的な観光地の気温は 23〜31℃ 程度で、南国の陽光を浴びながらの散策やリゾート滞在に最適です。
人気エリア:
- コロンボ(都市観光)
- ゴール(旧市街&要塞)
- ベントタ(ビーチ・ウォータースポーツ)
- キャンディ(文化・寺院)
- ヌワラエリヤ(山岳・紅茶)
など、都市・ビーチ・山岳とバリエーション豊かな旅が可能です。
11月に影響したサイクロンによる被害の復旧は進んでおり、観光地全体は大きく回復しつつあります。特に南部・西部の海沿いは観光客で賑わっています。

Lakyotaでの教育・人材育成の動き

■ JFT試験実施と合格者の誕生
12月は日本語能力試験 JFT が実施され、多くの学生が合格を果たしました。
合格者には、より実践的な面接対策・職場で使える会話トレーニングを開始。実際の日本就労を視野に入れた“即戦力育成”が進んでいます。
■ 日本企業向け面接・出国対応
12月18日には、介護および外食分野の学生が日本へ向けて出発しました。
これを皮切りに、日本とスリランカ側で連携を取りながら、2026年に向けた送り出し体制の強化が着実に進んでいます。
出発前の研修では、日本での仕事・生活・文化理解にフォーカスした内容が組み込まれ、安心して日本に出発できる体制が整いつつあります。

■ 日本からの来訪・交流授業
12月には、日本より教育ボランティアとして 志和様 が初めてLakyotaを訪問されました。
授業見学・学習セッションへの参加を通じて、学生たちにとって貴重な“生の日本文化”と触れ合う機会となりました。
こうした直接の交流体験は、学生の学習意欲を高める大きな刺激となっています。

■ 新たな専門コースのスタート
12月からLakyota Educationでは、以下2つの専門トレーニングプログラムが正式に始動しました
- 介護人材育成コース
- 外食・フードサービス人材育成コース
どちらも、基礎日本語教育を修了した後に専門性を高め、即戦力として現場で活躍できる人材の育成を目的としています。
受講生の登録・オリエンテーションはすでに完了し、計画どおり研修が進行中です。
次回の新入生受け入れは 2026年4月 を予定しています。
2026年へ向けて
今月のスリランカNEWSは以上です。
スリランカの若者たちは、日本で働くという目標に向かって日々努力を重ねています。
私たちは、その意欲を確かな力に育て、企業の皆さまに安心して受け入れていただける人材育成と支援体制を、本年も引き続き強化してまいります。
現地教育の様子や候補者状況にご関心がございましたら、オンラインでのご説明も可能です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
本年も変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
松澤
株式会社センスフィア:
株式会社CenSphere – つなぐ、育てる、未来をつくる。 日本とスリランカを、教育と信頼で結ぶ国際ビジネスパートナー。
